サリドマイド
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サリドマイドは1957年にグリュネンタール社から発売された睡眠薬の名称である。
サリドマイドは1957年にグリュネンタール社から発売された睡眠薬の名称。もともとはてんかん患者の抗痙攣剤として開発された。当初、副作用も少なく安全な薬と宣伝され発売された。その後、これを服用した妊婦から手足のない奇形児が多く生まれることがわかり発売中止となった。
サリドマイドの正式名称は3-(N-フタルイミド)グルタルイミドである。分子の中に一箇所不斉炭素を持ち、R体とS体の鏡像異性体が存在する。サリドマイドを製造するときには等量のR体とS体が混ざったラセミ体として合成される。開発された当時これを分離することは難しく、ラセミ体のまま発売された。後に、R体は無害であるがS体は非常に高い催奇性をもっており、高い頻度で胎児に異常をひき起こすこと、さらに流産防止作用もあることが判明した。四肢の発育不全を引き起こし、手足が極端に未発達な状態で出産、発育するのが主な症状であるが、知覚や意識、知能に影響はほとんど見られない。
出展:Wikipedia
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