トリコデルマ菌


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トリコデルマ菌(”Trichoderma”)というのは、分生子形成をするカビ、いわゆる不完全菌のカビのひとつである。緑色の胞子を形成するので、ツチアオカビの名で呼ばれることもある。森林土壌などに普通であるが、時にキノコ栽培に被害を与える。
菌糸は素早く成長する。寒天培地上、室温ではごく薄いコロニーとして寒天を広く覆った後に、分生子形成が始まる。分生子形成の型はフィアロ型で、フィアライドという紡錘形の細胞の先端から分生子を連続して出芽する。この点ではアオカビやコウジカビと同じだが、違うのは、生じた分生子が液滴の中に出ることである。アオカビなどでは、古い分生子から前へ送られて分生子が数珠状になるが、トリコデルマ菌の場合、形成された分生子がフィアライドの先端の液体の粒の中に次々と送り出されるので、フィアライドの先端に分生子の団子ができる。

出展:Wikipedia
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